昔、夢で 見慣れた町の景色なのに 少しずつ何かが違って 知り合いも1人も居らず、1円の金もない舞台にいきなり放り出された。
飴玉一個も買えず、身分を証明する物も何一つない。
昼間は街中で、ただただ座って通り過ぎる人をボケーっとひたすら眺めて、夜になったら橋の下に移動して拾ったダンボールに隠れるようにして寝て。
そんなこんなで3日過ぎた夜に、ワシは思った。
神様、どうか贅沢は言わんけ こうなる前の今まで通りのワシの生活に戻してくれ。
ただ、それだけでえぇ。
そうせんとワシは、明日から人を襲わんといけんくなる。
そう思いよったら、朝 ガバっと目が覚めた。
目の前には普通の生活があった。
あの日から、ワシは何か変わったね。
神様と誓ったけ、あんま大きな贅沢はゆうとれん。
これはOPしたいけど。
youtu.