続き 2022/09/24 13:54 Facebookでシェア URLをコピー 報告 続きいや、待てよ?これは夢だろう、天界もミナも、オレの夢の中に出てきているだけの、妄想話に過ぎない。でも、オレが天界を救うというのは、面白そうだし、興味がある。やってみる価値はあるかもな。それに、ただの夢だ。やらずに後悔するよりは、やって後悔するほうがいい。オレ「わかった。やってみるよ」ミナ「ありがとうございます!」オレ「で?天界の穢れを払うって言ったって、どうすればいいの?」ミナ「まずは穢れの元凶を見に行きましょう。」オレ「わかった」ミナ「そもそも穢れは人間によってできるものなんです」オレ「どういうこと?」ミナ「人間は、穢れを多く持っていて、それらの穢れを神様たちが払っているんです。でも穢れを払うとき、極稀にその穢れが神様に移ってしまいます。それにより、天界は穢れに満ちてしまうのです。」オレ「つまりは今までにも今回みたいなことがあったのか?ミナ「はい。ですが、神様たちの力によって守られてきていました。でも今回はその穢れがたまってしまい、神様たちの力ではどうにもできなくなってしまったのです」オレ「それでオレに頼んだわけか…。」ミナ「はい、ほかの人ではできないことですので。」オレ「でもオレにできるのか?」ミナ「心配ありません。柚木さんには魔力がちゃんとありますので。他の人には魔力は存在しませんので、あなたがツクヨミノミコトの血筋である証拠です。あ、ここです」オレ「ここが…っ!」何だ…?急に頭痛が、はっきりとわかる、ここは、やばい、ミナ「やはり、柚木さんは魔力が強いようですね。これくらいの穢れであればすぐに払えるでしょう、ですが、はじめなので体力はかなり消費されると思いますが、大丈夫でしょう」オレ「どうすればいいんだ?」ミナ「根元に触れてみてください」オレ「根元…?…。」あたりがなんか輝くオレ「な、なんだ?」ミナ「穢れが払われました」オレ「これで?」ミナ「はい。」オレ「…。」ミナ「…。」オレ「全然疲れてる感じないんだけど?」ミナ「…。」オレ「まぁいいか。」ミナ「はい。」オレ「で、穢れは払ったけど、これで終わりなの?」ミナ「いえ、今回の穢れが一番大きいので最初に払いましたが、まだ穢れはほかにもあります。」オレ「マジか…。」ミナ「はい。あ、今日はもう終わりましょう」続く きっと次が最終回!